外壁塗装を行う際には、業者選びに十分に神経を使うことが非常に重要なポイントとなります。
基本的な塗装の手順を守らずに材料や工程を節約しようとするケース
最近では塗装の手順なども法律で提示されており、この手順を遵守しないと法律で処罰されることになっているため悪質な方法で高い利益を得ようとするケースは非常に少なくなっていますが、それでも様々な手段で法外な利益を得ようとする業者も存在しているため注意をしなければなりません。
古くからよく言われているのは、基本的な塗装の手順を守らずに材料や工程を節約しようとするケースです。
一般的に外壁塗装を行う場合には下地を丁寧に確認してひび割れや傷等を修復し、その上で下塗りと呼ばれる基本塗装を行うことになります。
この下塗りでは下地を保護するとともに、その後行われる中塗りの塗料の乗りをよくすると言う効果があります。
この部分をしっかりと行わないと、塗料が剥がれてしまったり、雨水が侵食しやすくなるといった問題が発生するのです。
中塗りは丁寧に下塗りの塗料となじませながら塗ることが必要
次に中塗りを行うことになりますが、この際にもしっかりと丁寧に下塗りの塗料となじませながら塗ることが必要になっています。
またここでは最後に外観となる上塗りの塗料の乗りをよくするとともに、上塗りの塗装に問題が生じた場合でも雨水が侵入することを食い止めると言う効果を持つ場合が少なくありません。
加えて上塗りの塗料の発色を良くするという効果もあるため、丁寧に行うことが必要となっています。
実はここまでの工程は完成後には全く見えなくなってしまうため、これらの工程をいい加減に行ったり、場合によってはその1部を省略してしまうと言う悪質な業者も存在しているのが実態です。
見積もり段階で十分に確認すること
この部分を省略したりいい加減にやってしまうことで、塗料を節約したりそのための作業時間を節約することで経費を削減し利益を得ようとする業者も存在しているのです。
しかしこれでは本来の耐用年数を満足することができないばかりでなく、住宅に対する被害が甚大となることもあるため十分に注意をしなければなりません。
このような悪質な業者を排除するためにはこのような悪質な業者を排除するためには、見積もり段階で十分に確認することが必要です。
良心的な場合には見積もりの内容に様々な工程が明記されており、またその工程に必要な材料や作業期間なども明記されることが多く、個別に費用が見積もられています。
[PR] 外壁塗装綾瀬
まとめ
しかし悪質な業者の場合にはこれらを全て外壁塗装一色などといった形で記載していることが多く、使用する塗料の種類や名称なども明記されていないことが多いので比較的容易に判別できるのです。
最終更新日 2025年6月10日