東進衛星予備校は半世紀近い歴史を持つ、東進ハイスクールのフランチャイズ校にあたる予備校で、全国各地に約1千校の校舎を展開しているのが特徴です。
東進ハイスクール運営の株式会社ナガセは、アパートの一室に開校した進学教室にルーツを持つ企業で、その後株式会社として設立されました。

 

映像を視聴して受講する映像授業に力を入れる

1980年台は、ライバル校から有名教師を引き抜くスカウトに精力的で、この人材確保が後の発展や現在の東進ハイスクールに繋がっています。
90年代にはビデオオンデマンドによる、映像を視聴して受講する映像授業に力が入れられました。
今でこそ採用している予備校は少なくないですが、当時は画期的で現在でも東進グループの武器となっています。
映像授業のメリットは、生徒が自らのペースに合わせて学ぶことができたり、何度でも繰り返し受講できる点にあります。
また、良質な授業内容が映像化されているので、教材として優れた価値ある財産を沢山保有している点も、東進グループの魅力だといえます。
東進衛星予備校が全国に1千校も増加して広まったのは、この映像授業という合理的な方式と、配信を行うシステムが確立されているのが理由の1つでしょう。
その為、どの地域でも直営校と変わらない授業が受けられますし、身近に直営校がなくてもフランチャイズ校で学ぶことが可能です。

 

現在の映像授業のベース

ちなみにフランチャイズ校が東進衛星予備校という名前なのは、当初の映像授業が通信衛星を用いて配信されていたのが由来です。
現在は勿論インターネットで配信されていますが、株式会社ナガセ設立の70年代や80年代は、まだまだインターネットとは無縁だった時代です。
つまり、通信衛星を使った配信は時代を先取りしたもので、現在の映像授業のベースとなっています。
しかし東進グループの先進性は映像授業だけでなく、担任指導によるモチベーションの維持や、志望校の合格を確実なものとする設計図の作成システムが挙げられます。
高速学習という限られた時間を有効活用する勉強法に、学力の土台を固める基礎力アップの養成講座まであります。
大きなゴールは小さなゴールの積み重ねの考え方に基づき、スモールステップといった段階的なステップアップも採用しています。

 

やる気を損ねることなく、着実な成長と合格というゴールに近づく

いずれも成績の向上に繋がる実績のある仕組みで、やる気を損ねることなく、着実な成長と合格というゴールに近づく実感が得られるのがポイントです。
東進グループでは模試の実施にも積極的ですから、日頃の努力の成果を見せる機会が多く、これが生徒達の良い刺激になります。
東進衛星予備校は直営校と同様に、グループ全体でITでの活用に力を入れています。
学力POSもその1つで、学習の進捗状況が確認できる管理システムを、インターネット経由で公開しているのが魅力です。
テストを受験することも可能ですし、自宅で学習できる仕組みも用意されているので、校舎に登校できない日も安心です。
アクセスはスマホ、パソコンのどちらでも行なえますから、自宅でも外出先でも利用できて便利です。

 

東進衛星予備校は直営校との差は殆どない

このように、東進衛星予備校は直営校との差は殆どなく、フランチャイズ校といっても立派な東進グループの一員です。
だからこそ1千校にまで校舎が増えていますし、今も増加して規模が拡大しているわけです。
北海道から沖縄まで、主要な地域には必ずといって良いほど校舎があるので、通えない地域を探す方が難しいでしょう。
講師陣は個性的で授業の内容が面白いと評判ですし、それぞれが専門的な科目に特化しているので分かりやすい授業に期待できます。
経験豊富な講師揃いで、テレビで有名な人も在籍していますから、指導力や合格に導く実力は本物です。

 

東進衛星予備校は大学の合格率が非常に高い

実際に、東進衛星予備校は大学の合格率が非常に高く、しかも毎年右肩上がりに数を増やしています。
東大のような難関校は特に、数ある予備校の中でもトップクラスの合格実績を誇ります。
合格者の多くは現役生ですし、早めの受験対策と計画的な学習によって、堅実に合格者を増やして実績が積み重ねられています。
まずは定期テスト対策で学年のトップレベルを目指す、そういう現実的なところから挑戦を始めるのが、自信をつけてモチベーションが高まる切っ掛けとなります。
東進グループには学習効率を上げる仕組みがあるので、高2から本格的に勉強を始めても、より上の大学を狙えるチャンスが生まれます。
勿論、高1からなら余裕を持って勉強のペースが掴めますし、中学からゴールを見据えたり計画を立てることも可能でしょう。
東進ハイスクールとその衛星校は、来る人を拒まず勉強したい人を手厚くサポートしますから、現役の学生にとって心強い存在です。

 

まとめ

高卒受験生も通うことはできますし、諦めずに勉強を続けた努力が実る、結果に期待できる授業が受けられます。
高卒本科と銘打つコースが用意されているので、諦めなければ合格を手にするチャンスが得られます。
半世紀にわたり、常により良い学習の実現を目指して学生達を支えてきた予備校ですから、信頼性が高く頼りになるのも頷けます。

出典元:東進衛星予備校MSGの特徴・評判は?
 

最終更新日 2025年6月10日