基礎化粧品には多くの種類がありますが、医薬部外品として効能を表記することが認められた商品は決して多くありません。
そもそも、医薬品、医薬部外品、化粧品などの違いは何なのでしょうか?
ここでは、一見すると紛らわしい商品の名称の違いについて説明するとともに、肌の健康をしっかりと保つ新商品のご紹介もしたいと思います。
ドラッグストアや化粧品売り場でどんな商品を購入しようか迷っている方に、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

まず医薬品ですが、これは専門家の処方によって販売されるものであり、化学物質によって疾病の治療などを目的とするものです。
一番効果を期待できますが、その分どこでも気軽に買えるわけではありません。
一般的に化粧品などとして使用することはできません。
そして化粧品ですが、これは特に医師の処方を必要とするものではありませんが、その代わり特定の課題について効果を歌い上げることはできません。
そんな二つの中間に位置するのが、「医薬部外品」なのです。
この医薬部外品は、まさに「効能をある程度うたうことができる」という点と、「医師の処方が不要」という点を両立させた、もっとも使い勝手がいい商品の区分ということができるのです。

そんな医薬部外品である化粧品の中で、最近多くの女性に人気となっているのが、米肌という商品です。
この商品は米に含まれる成分によってセラミドを産生し、年齢とともに失われていく肌のうるおいを保つことができるのです。
「水分保持能の改善」といううたい文句を堂々と記すことのできる商品として、化粧品業界に登場してきたのです。

もともと、米をはじめとする炭水化物には保水力が高いことが知られており、江戸時代などでは、米のとぎ汁で顔を洗う習慣もあったようです。
そうした日本古来の伝統習慣を体系だてて研究し、さらに改良を加えて商品化したのが、この米肌なのです。
大企業としておなじみのコーセーが販売している商品であり、基礎化粧品、スキンケアグッズとして知る人ぞ知る商品になっているのです。
ちなみにこの商品の製造方法は、こうじかび、酵母、乳酸菌などを使用して発酵させることによって米の力を引き出しています。
なんと製造するのに90日間も発酵をさせるのだとか。
こうした手間をかけることによって、女性の肌にしみこんでいく、素晴らしい商品になっていくんですね。
米肌、まだ知らない方は、この機会にぜひ一度試してみてください。

 

関連リンク/米肌 ライスフォース

最終更新日 2025年6月10日